ローカルライター1期生の活動がはじまる

  • 2021年ローカルライター養成講座

2020年のライターワークショップに参加しました、ローカルライター1期生の奥田彩です。普段は、滋賀県内で会社員をしています。

ライターワークショップは、いざ参加してみると自分で生業を持っている方や芸術肌の方が多く、会社勤めをしている自分は少し珍しい存在でした。まずは、そんなわたしがなぜ参加するに至ったのか、お話しさせてください。

2020年3月、わたしは、滋賀県の都市部から湖西地域にある琵琶湖のほとりへと移り住みました。滋賀が地元ではなく、和歌山出身で、過去には大阪や神奈川に住んだこともあります。
湖西は自然豊かで、登山やウォータースポーツが好きな人にとっては馴染みのある地域。でも、わたしは長らく滋賀に住みながらも、特にアウトドア派でもないし、ほとんど訪れたことがありませんでした。

そんなわたしが湖西に来たのは、全くの偶然。結婚を機に、夫が住んでいた家にわたしも住むことになったのです。京都生まれで幼い頃から釣り好きだった夫は、琵琶湖で釣りをしていたときに湖のそばの土地を見つけ、家を建てたのだといいます。暮らす環境にこだわりがなかったわたしは、もし夫と出会わなければ、そんな住処を選ぶことはありませんでした。

しかし程なくして、わたしは湖西に夢中になります。引っ越してから日常的に散歩をするようになり、よく、ゆっくりゆっくり自転車を走らせていました。すると、おもしろい景色が次々に目に飛び込んできます。

竹やぶから飛び出して、道を闊歩するキジ。

ガサガサと音がする茂みの中には、こちらを見つめるシカ。

釣り竿とバケツを持ち出し、巧みな手つきで小鮎を釣るおばあさん。

稜線から光が差す比良山系。

時間とともに、濃くも薄くも変化する、琵琶湖の水の色。

そんな景色のどれもが、手放しに、美しくて。小難しいことは言いません。ただただ、この地域に暮らすのが楽しかったのです。

「ここが、本当に好きだ。もっともっと、この地域に関わることができたらいいな」

そんな思いで、わたしは「滋賀」「大津」で何か参加できそうなことはないかと、GoogleでもFacebookでも検索し続けました。そうして見つけたのが、ライターワークショップです。「地域に関わるきっかけになるかも!」と、すぐ申込みするに至りました。

2020年当時のローカルライターワークショップ1期生の募集していたリンク


さて、初回。会場に着いて、少し緊張しながらも和やかに講座は進んでいきます。こんな言い方をすると語弊があるかもしれませんが、全然、「真面目に勉強している」気分ではありませんでした。

それはなぜか。

このライティングワークショップについて「コレなしには語れない!」のは、琵琶湖に間近の会場で学ぶこと。10秒もあれば水に飛び込めそうな近さです。正直なところ「ライティング講座」は、どこか都会でもオンラインでもたくさん開催されていると思います。でも、すぐそこに琵琶湖が広がる、美しい景色の中で学べるものは、恐らく他にありません。

△1回目に白汀苑で行われたライターワークショップの様子、目の前には琵琶湖が

「本当にきれいなところですよね」と、気持ちを共有しながら講座は進みます。ここに一緒にいるだけで間違いなく「琵琶湖好き仲間」になれそうです。そんなロケーションのおかげで、勉強していてもリラックスした心地でした。

だからこそ、ワークショップでは毎回、ひとりひとりが安心して言葉を発することができます。2020年講師の菊池さんが優しい語り口でみんなの意見を拾い上げてくれて、「それぞれが参加しながら作り上げていく講座」だなと感じていました。

メンバーの話を聞いて「なるほど!」と、思わずメモをとることもしばしば。みんなの言葉には、ライティングに真摯に向き合う気持ちと、それぞれの多様な考え方が滲み出ていました。孤独に机に向かって勉強するのも良いけれど、自分以外の視点を取り入れることができるのは、このワークショップの醍醐味です。

また、ワークショップの中でインタビュー記事を1本書き上げたことは、わたしにとって自信になりました。メンバーが語ってくれたお話が本当に素敵だったので、どう記事にするか、うんと悩みます。でも「ココを伝えたい!」という軸を大切に、どうにかこうにか書いていきました。一度書いて終わりではなく、メンバーからフィードバックをもらって再考し、「より良いものにしよう」という精神も鍛えられました。

1-わたしが書いた料理家である蓮溪邦枝さんのインタビュー記事。

今後わたしは何らかの形で、湖西地域の魅力を発信する役割を担いたいと考えています。当初ぼんやりしていたその気持ちは、ライティングワークショップを通して強まりました。「ライター、なんて、わたしには名乗れない!」という不安もあったけれど、「ローカルライター」ならアリなのかも、なんて思っています。この地域が好きな気持ちに嘘はありません。その看板を持って、もっと地域に深く入り込んでいきたいと思います。

これから活動していく中でわたしは、ライティングワークショップで学んだことや、出会った素敵なメンバーのみなさんを思い出すと思います。他では味わえない体験が、そこにはありました。


2021年 ローカルライター養成講座 <初級編>

■講師
コピーライター 和泉華織
関西を拠点に幅広い業界の広告制作に携わり、ライター歴は20年以上。
現在は『RE edit north otsu』のライターの一員としても活躍中。
講師経験は少ないため不慣れな部分もあると思いますが
一緒に楽しみながら学びの場を創っていきましょう。

■開催日
第一回 09月26日(日)13:00〜16:00
第二回 10月24日(日)13:00〜16:00
第三回 11月28日(日)13:00〜16:00

■受講料
1回4,000円×3回=12,000円(税込)
※初回に全額お支払いください。
※全3回に参加いただきたいため、受講者の都合により受講ができなくなる場合、基本的に払い戻しは致しません。やむを得ない事情がある場合は個別にご相談ください。

■定員
8名
※滋賀県在住でなくてもかまいませんが、大津市北部エリアと何らかの関わりがある方を優先します。

■会場
ほうらいの家 ウッドデッキ
滋賀県大津市南船路271-1

■お問い合わせ先
izumix@que-s.com
担当:和泉

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参加申し込みフォーム

お申し込みはこちらから↓
https://form.run/@izumix-1629442165

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  • 文 :
  • 奥田彩
  • 写真 : 山崎純敬