REedit north otsuが主催するライティングワークショップは今年で4回目。私（和泉）は第2回目から講師役を務め、手ほどきの方法や内容も年々ブラッシュアップしてきたと感じています。

今回参加してくださったのは、湖西にゆかりのある7名のメンバーです。普段のお仕事や活動内容は異なりますが、「言語化する力をつけたい」という思いは共通していました。全2回の講座のなかで取材から文章作成まで一連の流れを経験し、ひとつの記事を完成させた今。“言葉で表現する力”はどう変わったのでしょうか。

表面上は大きく変わっていないかもしれません。でも、ある人は「この地域での自分の立ち位置や発信すべきことが明確になった」と、またある人は「文章を書く前に頭の中で構成を組み立てるようになり、今までより早くスムーズに書けるようになった」と言ってくれました。

文章は筋トレと同じ。コツコツと日々積み重ねることでしか上達しませんが、その最初のきっかけになったのだとしたら嬉しいなと思います。

取材先は、北比良にある『打明-UCHIAKE-』の運営者でありパン屋「dry river 2ND」オーナーの干川さんと、スパイス料理＆カフェ「NINA SPICE STAND」のニナさん。干川さんには4名、ニナさんには3名が取材させていただき、そのお話をもとに記事を完成させました。同じお話を聞いているのに、切り取る視点も書き方も一人ひとり違っているのがやっぱり面白い！それぞれの個性の違いも楽しみながら読んでみてください。

7名の取材記事はこちら

「人々が自然と集まる場所」　渡辺 風香

「人の群れがうまれるばしょ」　渡邊 優夢

「比良と出会い、繋がる場所 オルタナティブ公民館 打明-UCHIAKE-」　西村 清美

「パン屋さんが地域住民の集う場をつくるわけ」　三輪 泰生

「やりたい＝やる から生まれる力強さ」　徳永 実咲

「ニナスパイス」　川口 玲依

「スパイスの効いたタンドリーチキンとパワフルな店主ニナさんに元気がもらえる場所」　山本 桜